レベル別フォーム解説

初心者～マラソン完走

ランニング初心者は、走るための筋力が足りない事が多いです。

接地の衝撃に対して、体を支えることがやっとな場合もあります。

その状態で姿勢が崩れていると、膝・腰など弱い部分を痛めます。

姿勢を改善して、ケガをせず走る事が重要な段階です。

マラソンでは最初の大きな称号がサブ４と言えます。

このレベルだと、接地の衝撃にも負けない体が必要です。

そのためには、足首と膝を強くして、固定するように使います。

それを生かして、前に倒れるように進み、強く踏み込んで反発を生む。

この段階では、反発を生んで跳ねる事が必要です。

市民ランナーの一流と言われるレベルを目指すには、

基礎的なフィジカル面は大前提。

足首や膝が自重で潰されず、前に進む力を生む必要がある。

そのために、上半身は前傾を維持して、股関節に体重を乗せる。

その上で、股関節から推進力を生みだしていきます。

このレベルまで来たら、あとはスピードをいかに上げるか。

スピードは「踏み込みの強さ」と「蹴り出す角度」の問題。

この二つの要素をいかに上げていくかが重要。

体の仕組みに合った、軸の感覚・筋肉の使い方など、

感覚的な部分が必要となってきます。